グループの作成方法について
HDFViewでは、データツリー表示部分にて、値が追加できる。
簡単に書くと、
データツリー部上でコンテキストメニュー表示(ファイルを読み込んでいない場合は先に読み込むorHDFViewのファイルメニューから作成する。)→New→DataSet→ダイアログを埋めていけばOK。
このコンテキストメニュー上のNewの中には"Group"という項目もある。今回はこのグループを作成する。
(HDFViewについてはまた別にメモするかも)
さて、グループを作成するには"H5G"クラスにある"create"メソッドを使用する。引数と戻り値は以下の通り、
引数
"fileOrGroupId" : "H5LocId"インターフェース、名前の通り"H5FileId"クラス、もしくは"H5GroupId"クラスを指定する。
"groupName" : "string"クラス、グループ名に使用される。
戻り値
"H5GroupId"クラス、最後はもちろん"H5G"の"close"メソッドで閉じる必要がある。
上記の"fileOrGroupId"は、その名前の通り、"H5FileId"以外に"H5GroupId"も使用可能。なので何層もの階層を作成することができる。WiodowsのExplorerのような物として考えるとわかりやすい。以下グループ作成のサンプル。
H5GroupId groupID = H5G.create( fileID,"TestGroup" );
H5GroupId subGroupID = H5G.create( groupID,"SubTestGroup" );
ここで取得した"H5GroupId"クラスを"H5DataSetId"クラスの作成時に使用すれば、任意のグループ内にデータを作成することができる。グループを閉じる順序は、最後に開いたグループから順に閉じていく。
以下、グループ作成を交えたサンプル
H5FileId fileID = H5F.create("C:\\Test.hdf5" , H5F.CreateMode.ACC_TRUNC );
H5GroupId groupID = H5G.create( fileID,"TestGroup" );
H5GroupId subGroupID = H5G.create( groupID,"SubTestGroup" );
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